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[東京 5日 ロイター] - <12:55> 日経平均は下げ幅縮小、バリュー株物色も相場押し上げ効果は限定 的 後場に入り、日経平均は前場の終値から下げ幅を縮小、前営業日比250円ほど安い 2万8600円台後半で推移している。米株先物の下落幅が縮小したほか、値がさ株のマ イナス幅が小さくなり、下落は一服している。 足元では、ハイテク株を売り、バリュー株を物色する動きが活発になっている。市場 からは「物色のローテーションが行われているのは事実で、ワクチン普及や景気回復期待 を背景にバリュー株が買われている。ただ、きょうは全体的に軟調な中、バリュー株を買 う勢いはどうしても弱まってしまう。相場の下支えにはなるが、(バリュー株買いが)相 場を押し上げる要因にはなりづらいだろう」(国内運用会社)との声が聞かれた。 <11:44> 前場の日経平均は大幅続落、570円安 米長期金利上昇を警戒 前場の東京株式市場で、日経平均株価は前営業日比571円00銭安の2万8359 円11銭と大幅続落した。米長期金利上昇への警戒感からハイテク株や値がさ株を中心に 売られ、一時600円超安となる場面もあった。 前日の米株市場では、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発言が金利上昇を 静観する内容と受け止められ、失望が広がり、主要3指数が下落した。 パウエル議長は4日、最近の米債利回りの急上昇について「注目に値し、留意してい る」としつつも、「無秩序な」動きとも、FRBによる介入が必要とも考えていないとし 、「FRBの現在の政策スタンスは適切だ」と述べた。 市場からは「米長期金利上昇についてパウエル議長は、注視はしているが静観する構 えをみせた。金利の上昇スピードや変動幅に警戒はしているが、水準に対しては容認して いるようにも捉えられ、更なる金利上昇の余地を印象付けたのではないか。それにより、 マーケットの警戒感も高まったとみている」(SMBC信託銀行・投資調査部長、山口真 弘氏)との声が聞かれた。 山口氏は「しばらくはFRB高官などの発言機会もなく、16─17日の米連邦公開 市場委員会(FOMC)が次の重要イベント。17日までは、米長期金利の動向を見極め ながら不安定な相場環境が続きそうだ」と指摘した。 TOPIXは1.09%安で午前の取引を終了。東証1部の売買代金は1兆4000 億円と薄商い。東証33業種中、鉱業、電気・ガス業、鉄鋼、石油・石炭製品などの5業 種以外は値下がり。不動産業、サービス業、非鉄金属などが値下がり率上位に入った。 個別では、ファーストリテイリング が5.3%安となり、日経平均を190 円ほど押し下げる要因となった。 前日の米国株式市場でフィラデルフィア半導体指数 が下落したことを受け、東 京エレクトロン 、アドバンテスト など半導体関連株も軟調に推移した。 東証1部の騰落数は値上がり404銘柄、値下がりが1738銘柄、変わらずが52 銘柄だった。 <11:11> 日経平均は下げ幅拡大、600円超安 調整色強まる 日経平均は下げ幅を拡大、前営業日比610円ほど安い2万8300円台。アジア株 や米株先物がマイナス圏で推移していることが嫌気されている。値がさ株やハイテク株の 下落が指数を押し下げている。 市場からは「昨日は終値でこれまで下値支持線とされていた25日移動平均線を下回 り、昨年10月以降の上昇の調整に入った可能性が高まっている」(国内証券)との声が 聞かれた。 「きょうは心理的節目の2万8500円を上回って引けるかどうかがポイントになり そうだ」(同)という。 <10:08> 日経平均は500円超安、米株先物につれ安 VIX上昇 日経平均は下げ幅を拡大し、前営業日比500円ほど安い2万8400円近辺。時間 外取引で米株先物が軟調に推移していることや、為替のドル/円の円安基調が一服したこ となどが嫌気されている。 市場では「VIX(ボラティリティー指数)は上昇しており、投資家心理は引き続き 神経質になっている。週末ということもあり、ポジション調整に伴う売りが先行している 。米長期金利が落ち着かない限り、当面株価は不安定な動きとなるだろう」(国内証券) との声が出ていた。 <09:07> 寄り付きの日経平均は続落、米株安を嫌気 ハイテク株に売り 寄り付きの東京株式市場で、日経平均は前営業日比204円63銭安の2万8725 円48銭と続落した。その後も下げ幅を拡大し、現在300円前後下げての推移となって いる。オーバーナイトの米国株式市場ではパウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の発 言に失望が広がり、主要3指数が下落。東京株式市場でも軟調な流れを引き継ぎ、ハイテ ク株を中心に売り優勢となっている。 東証33業種別では、海運業、不動産業、情報・通信業などの26業種が値下がり。 鉱業、石油・石炭製品、食料品などの7業種は値上がりとなっている。個別では、指数寄 与度の高いファーストリテイリング 、ソフトバンクグループ 、半導体関 連の東京エレクトロン が下落。3銘柄で日経平均を約180円押し下げる要因 となっている。 <08:50> 寄り前の板状況、東エレクとファーストリテは売り優勢 市場関係者によると、寄り前の板状況は、ホンダ が買い優勢、ソニー<6758. T>、東京エレクトロン 、ソフトバンクグループ が売り優勢、トヨタ自動 車 、キヤノン が売り買い拮抗。 指数寄与度の大きいファーストリテイリング は売り優勢、ファナック<6954. T>は買い優勢。 メガバンクでは、三菱UFJフィナンシャル・グループ 、三井住友フィナン シャルグループ 、みずほフィナンシャルグループ は売り買い拮抗となっ ている。 東証第1部出来高上位50銘柄 東証第1部値上がり率上位50銘柄 東証第1部値下がり率上位50銘柄 日経225先物 SGX日経225先物 TOPIX先物 日経225オプション 株式関連指標の索引ページ 関連アプリ:インデックスムーバー(リフィニティブEIKON検索ボックスで“IMO”と 入力) (